レミントンでシカ駆除成功
グループ猟で有害駆除です
ゴールデンウィーク中は役所より散弾銃禁止の指示があり、
前回は犬が調子悪くなり動物病院搬送の為途中で猟中止と
なかなか駆除活動が進みませんでした
いまの時期から夏に向けてシカの出産時期を迎えます
動物園なら微笑ましく素敵な時期ですが
野生のシカが増加することは地域の死活問題になります
有害駆除の意味を考えてグループ一同山に入ります
今回のタツはきつい場所です
毛虫やダニがわんさかいる中藪漕ぎし
尾根に沿って延々とタツマに向かいます
なんで伊豆は険しい山が多いんだ~~~と
心のなかで愚痴りながら黙々と進みます
やっとタツマに着き犬が鳴くのを待っています
何回か犬が鳴きその後ガサゴソと何かが通る音が聞こえました
遠目で物を確認するとうちの猟犬かな?と思いましたが
同じ顔が二匹並んでいます
うちの猟犬ではありません シカでした
落ち着いて発砲すると上のタツからも発砲があり
ほぼ同時に鳴りました
一匹が自分の守備範囲に向かってきます
走っているが明らかに遅くなっています
2発目を鳴らします
お!中って動きがとまりそうになります・・・が
ジワジワ動いて先にある絶壁の沢に向かっていきます
3発目は慌てて発砲w
沢に向かってずり落ちていく鹿の白いお尻に向けての発砲でした
片方の鹿は先輩猟師が無事に仕留めてくれていました
自分が撃った鹿の確認に向かいます
急な深い沢を降りて行くと倒れていました
自分にとって初の大物でした
自分の手で血抜きを行います
しっかり血が流れて心臓に刃先が入ったことが
わかります
これで美味しく肉が頂けると思ったのですが
場所がひどすぎて運搬は物理的に不可能です
先輩方が山での解体方法を教えてくれます
立木に足をぶら下げできるだけ清潔に肉を切り分けていきます
初物だったので全て捨てること無く利用したかったのですが
どうやっても無理です
内臓類は足が早くて麓まで降りる前に傷みそうです
山の中での解体で取れる肉だけを取り
残渣(死骸)は土に埋め最後に石を一つ置いて来ました
皆と合流するとおめでとうと声をかけてもらえました
そこで初めて大物を撃ち取ったと実感します
よかったよかったw
肉はビニール袋入れ綺麗な湧き水に冷やしておいて
第二ラウンドに向かいます
今度は出ませんでした><
じゃあみんなでさっきの肉を分けようと帰ってきたら
ビニールは引き千切られており背ロースはその辺に
放り出されております!
目撃者の証言によると
カラスでした^^;
せっかく今日は初物を肴に一杯やろうと
楽しみにしてたのに~~~><
カラス駆除を頑張ろうと誓いました
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