くず肉系のレシピ
春の恒例 銃検 無事に済みました
今年はとくにつっこまれるところもなく
今後も安全運用をしていくように言葉もらいました
大物猟は地元の山で有害駆除をしています
この時期はすでに山が青々とし
絶妙な気温と山の景色で大変気持ちは良く
まさに森林浴って感じで楽しんでいますが
猟としては緑が濃すぎ獲物は見つけ辛いは
ダニや毛虫も生き生きとしだし困ります^^;
服にダニ予防の薬を染み込ませ
体にはダニの治療薬を塗ることで
今年はまだ喰われていません
もう両足喰いまくれられるのは
まっぴら御免ですw
普段は銃を使った猟をする人と
わなだけの猟をする人と接点がないため
話をする機会がなかったのですが
わなオンリーの猟師と知り合いになれました
罠師の観点を知ることができ勉強になりました
そして獲物をしとめた後の処理もいろいろ勉強させてもらいました
キッチンハイターの清潔なにおいが漂ってる解体場での
獲物の取り扱い方 見学させてもらってびっくりしました!
猟銃と罠の違いでこんなにも違うのかと実感です
猟銃でも毎回ヘッドショットで獲れれば可能かもしれないが
肉に対する心使いは罠のほうが優れてるのがよくわかりました
(自分の環境での話しです)
その罠師から鹿の前足やスジの部分、イノシシの血肉を
もらいました
銃猟をしてると今回もらった肉は上等な肉の部位とは
いいがたいです
肉は自分の家の冷凍庫にたっぷりはいっており
困ってはいません
もらってきた理由は肉の扱い方のスキルアップのためです
せっかく獲れた獲物 上手に食べて供養しようととの意味です
鹿の前足って・・・・・肉の部分が少なくスジだらけです
料理に使うには手間がかかります
煮込み料理に合うとされていますが
鹿肉の煮込みって硬くなり匂いもでて
自分には最悪のパターンでした
イノシシの血肉・・・血肉って臭いもでて
見た目も悪く食欲はあまりそそられません
罠にかかって足がうっ血して
皮を剝ぐと足一面ピンクです
好き好んで食べたいとは思っていませんでしたが
工夫でおいしく食べられるとアドバイスもらいました
鹿のスジだらけの前足ですが
一番おいしく食べられたのは
塩煮でした
自分へのおさらいで鹿肉は火を入れるぎると
硬く臭くなってバサバサした食感でおいしく食べられません
そこで考え付いたのは燻製の応用でした
鹿のレバー燻製は大好きでソミュール液に漬け
何日も費やしてレバーの燻製を作っています
同じ方法で肉を低温で時間をかけ
やってみたところ大成功です
70度くらいの低めの温度で数時間塩茹でをします
できたのは肉も柔らかくスジもトロトロでいいかんじです
シシの血肉部位は一晩水にさらし
水から湯がいた後
圧力鍋で塩を投入し圧をかけます
写真の上部は鹿肉です
見えにくいですが真ん中の白い部分は純粋なスジです
下部は血合いシシ肉です
出来上がったものは
やわらかくいい匂いでスジの部分がアクセントの
鹿肉の塩茹で
シシは血合いの部分とはわからないほどの
おいしいチャーシュー風肉のスライスとなりました
両方ともうっすら肉に塩味がついています
マヨネーズとマスタードを1:1で混ぜたものを添えます
お好みで醤油にんにくを追加したりしてもいいと思います
ふつうなら捨てるような肉で
最高のオードブルができあがりました
自分は料理はまったくの素人であり
しかも拙い写真ではわかりにくいと思われますが
くず肉でとてもおいしい料理ができあがりました
肉にあった調理方法を覚えるいい機会になりました
感謝して肉を頂きます
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